
関節リウマチを知ろう
関節リウマチについて
関節リウマチは、免疫異常により関節に腫れや痛みをともなう炎症が起こる病気で、30~50歳代の女性に多く認められます。
起床時における関節のこわばりや関節の痛み・腫れがあり、進行すると関節の変形や手足の運動が制限され、機能障害を起こしてしまいます。
歯周病と関節リウマチの関連
関節リウマチの患者さんは歯周病にかかりやすく、特に口の中を不潔にしているリウマチ患者は、歯周病が重症化しやすくなります。
関節リウマチと歯周病には双方向性の関係が示されています。
関節リウマチがあると歯周病がさらに進行する理由は、手指関節の障害による不十分な歯磨き(プラークコントロール)、リウマチ薬により感染しやすくなることなどが考えられます。
歯周病があると関節リウマチがより進行する理由は、Pg菌のもつ酵素により、リウマチに関連する自己抗体が増えるためと推定されています。