歯科を長期受診しないリスクとは?

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ウイルス性疾患の予防につながる

お口の中には、口腔内常在菌という細菌が多数存在しています。その中に歯周病の原因となる歯周病菌も生息していますが、口腔ケアーがきちんと管理されている状態では、口腔内常在菌もバランスのとれた口腔内常在細菌叢(マイクロビオーム)を形成し、健康な口腔内を維持していきます。

しかし、定期的な、正確な口腔管理(PMTC:衛生士によるプロフェッショナルな清掃治療・ブラッシング等)が長期的に放置されると、口腔内常在細菌叢のバランスがくずれて歯周病菌が異常に増殖した場合には歯周病が悪化してしまう事が起こります。

以前から、この歯周病菌がインフルエンザの感染発症に関与していることが分かっており、歯周病菌がプロテアーゼやノイラミニダーゼという酵素を出して、インフルエンザウイルスが粘膜に侵入するのを助けています。

口腔内の衛生状態が悪い人は、インフルエンザや誤嚥性肺炎にかかりやすくなります。

事実、インフルエンザが流行する冬季6か月間にわたり、歯科衛生士による口腔ケアーを受けた人と受けなった人との間でのインフルエンザの発症率は、受けなかった人の発症率が約10倍も高かったという研究報告があります。

このことは、新型コロナウイルスにもあてはまると考えられ、口腔内を清潔にして細菌数を減らすことが、まずは誤嚥性肺炎、さらにはインフルエンザウイルスなどのウイルス性疾患の予防につながるのは、間違いないと言えます。

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