近年、生活習慣が歯周病を引き起こしたり、悪化させたりすることがわかっています。下記に紹介してある以外にも遺伝や肥満、女性ホルモンなど様々な要素がリスクファクター(危険因子)として潜んでいます。
喫煙
喫煙は歯周病を悪化させる大きなリスクファクターです。タバコに含まれるニコチン・タールや一酸化炭素は、お口の中の衛生状態の悪化や、歯の周りの組織の免疫力低下を招きます。細菌が繁殖しやすくなるため、歯周病が早く進みます。
ストレス
強いストレスを感じることは、全身の免疫機能低下につながります。そのため歯周病細菌に対する抵抗力も低下し歯周病が悪化しやすい状態になります。
不摂生な生活や食習慣
不規則な生活による疲労や寝不足、また食事や栄養の偏りは歯周組織の抵抗力を弱め、全身の健康に悪影響を与えます。特に甘いものを多く食べる食習慣は、歯周病の原因であるプラークを増殖させやすくします。