歯周病はアルツハイマー型認知症のリスクを高める可能性があります。
歯周病菌が脳内に炎症を引き起こすことで、認知機能の低下につながると考えられています。
また、歯の喪失は咀嚼機能や嚥下機能の低下、ひいては栄養不足を引き起こす原因です。ロコモティブシンドローム(運動器症候群)やADL(日常生活動作)の低下につながり、要介護リスクが高まります。
さらに、口腔機能が低下すると会話しづらくなり、他者とのコミュニケーションが減少すると社会的な孤立や抑うつにつながる可能性もあります。歯周病予防は単に食事を楽しむだけではなく心身の健康を守り、認知機能を維持するためにも重要です。
認知症のリスクを高める歯周病